
国際頚椎学会日本機構(CSRS-Japan)
理事長 三原久範
当法人は、頚椎医療に関わる医療者間のネットワークを構築して正確で有用な知識を探求すると同時に、頚椎や頚髄に病気を持つ患者やその家族に対して治療方法等の情報を発信するなど広く社会に向けての啓発活動を実施することを目的として、2014年1月に設立されました。
脊椎脊髄疾患(いわゆる「背骨」の病気)は人々のQuality of Life(生活の質)を著しく損ねる危険がありますが、その患者数は増加の一途をたどっております。それゆえに、この分野における医療の進歩は健康福祉社会の増進のために極めて重要であると言えます。中でも頚椎・頚髄疾患に対する適切な治療は、高齢化が進む我が国において健康寿命の延伸に大きく貢献することは間違いありません。北米あるいはヨーロッパではその認識にもとづいてCervical Spine Research Society (CSRS)がいち早く立ち上げられ、アジアでもその姉妹学会としてCSRS-APが2010年4月に発足いたしました。その第1回学術集会は日本で開催され、今日まで我が国がこの分野におけるアジア・太平洋地域のリーダーとしての役割を担ってまいりました。先人達の献身的なご尽力により、我が国の研究活動や医療技術は世界のトップレベルにあります。
一方で、医療の最前線に立つ専門医が日々の診療に追われ、啓発活動を含めた社会的活動や、医療者間の交流が十分に行なえていないという現状があります。その解決に向け、日本国内の頚椎医療の専門家による組織作りを進め、全国の隅々にまで高水準で最適な医療を届けるとともに、アジアや世界の医療を牽引する次世代の医療者を育成することが、当法人(CSRS Japan)の使命であると考えております。
これらの活動は、特定の個人や団体の利益を追求するものではなく、透明性と公正さをもって社会全体の利益を目指すものでなくてはなりません。頚椎医療に携わる医師ならびに他職種にわたる医療関係者が協力し、長期的な展望を持って頚椎医療の発展に寄与したいと考えております。我々の理念にご理解をいただき、幅広いご支援・ご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
特定非営利活動法人 国際頚椎学会日本機構(CSRS-Japan)
理事長 三原久範

